ギョレメ野外博物館
博物館まで
パシャバーから戻った後は、博物館へ。市街地から2㎞弱なので歩いていくことにした。
こんな感じの歩道を歩くこと30分弱、入口に到着した。
入場料は480TL≒2300円。
博物館内
ギョレメ野外博物館は谷にある洞窟教会群を博物館化したもの。
このようにそれぞれの教会内にはこのような宗教画(フレスコ画)が残っており、保存状態の良いフレスコ画を鑑賞することができる。
ただ、洞窟内のフレスコ画は撮影禁止なので、写真はない。
また、いくつかの洞窟の中にはこのように生活の跡が残されているものもある。おそらく、このあたり一帯は教会だけではなく、そこに暮らすキリスト教徒の住居もあったのだろう。
2時間ほど見物し、また市街地へ戻ってきた。
トルコのスイーツ・バクラヴァを嗜む
さて、バスの発車時刻まではまだまだ時間があるので、適当にカフェにでも入って暇を潰すことに。
トルコで有名なスイーツ、それがバクラヴァ。オスマン帝国時代に開発されたこのスイーツは、地域によって製法に差異はあれど、基本的にはサクサクのパイ生地にピスタチオやシロップの層を挟み込んだものを基本としているそうだ。
今回いただいたものもピスタチオにシロップの層があるもので、気になるお味は…
激甘。これまで食べてきたどんな食べ物よりも甘い。
ただ、飲み物次第では結構合ったりするのかもしれない。
アンカラに戻る
ギョレメのオトガルに戻ってきた。
行きで降りた場所から同じアングルで撮影。寂しいが、この奇岩に囲まれた街ともお別れだ。
またいつか、気球が飛ぶのを狙って訪れたい。
それにしても、バスが全然来ない。海外では定刻に来ないのが当たり前だというが、分かっていてもやはりそわそわする。もしかして、自分を置いて早発していたり…なんて。
しかし、そんな心配は杞憂に終わり、10分遅れでバスはやってきた。てっきりここが始発だと思っていたが、先客が何人か乗っていた。
バスはネヴシェヒルのオトガルに停車。同じデザインの無機質なビルがボンボン立っているのを見ると、どこか旧ソ連圏のような雰囲気を覚える。行ったことないけど。
ネヴシェヒルの街を出ると高速に乗り、アンカラまで一直線。
途中コーヒーと水、お菓子のサービスもあった。やはりバス大国なだけあって、こういった面が充実しているのは良い。ただ、個人的には鉄道旅が好きなので、鉄道路線網をもっと拡大してもらえると嬉しいなあ。
それにしてもこのプラカップに入った水、ターキッシュの機内でも出てきたけどこれがトルコではメジャーなのか?
行きとは異なり、バスは定刻通りアンカラのアシュティ・オトガルに到着。
降りるときに気づいたが、このバスはイスタンブール行きで、アンカラは途中経由地だったらしい。ここからさらにイスタンブールまで行くとは、ご苦労なことだ。
そして地下鉄を乗り継ぎ、やってきたのはアンカラの鉄道駅。
ここからは今回の旅のもう一つの目的である寝台列車に乗車する。
コメント