【評判悪い?】格安・中国東方航空搭乗記(名古屋→ドバイ)&ドバイプチ観光【24秋ポーランド・チェコ旅#1】

こんにちは。

今年7~9月にかけて、強烈に安い航空券が発売されていたのをご存じですか?そう、中国東方航空の日本発ドバイ便。その額なんと往復で4万円強

往復で

バグかな?

これを見た筆者は即購入を決定。別にドバイに特段興味を持っていた訳ではないので、ドバイ発anywhere行きの航空券を別途買えばいいや~という見切り発車でしたが。

しかしネット上では「中華系の航空会社はちょっと…」「空港の乗り継ぎでの荷物検査がやたら厳しく、ケチ付けられて何かと没収される…」等々、評価はイマイチ。そこで、実際どうなんだということでレポートを残しておきます。

出国

2024.09.14(土) 6:30、セントレア。前日は仕事終わりに新幹線に乗り、愛知の実家で宿泊してから親に送ってもらいました。大感謝。

自分は大阪に住んでいますが、今回名古屋からにしたのは大阪発ドバイ行が往復7万円だったため。大阪↔︎名古屋の新幹線代を考慮しても、まだお釣りが来るという算段だったという訳です(でも後から見たら大阪発もそのぐらいの値段で売っていたような気がする)

今回の旅程はこんな感じ↓

フライト

中国東方航空:中部(NGO) 14日 8:55発→上海浦東(PVG) 10:40着(-1)/12:25発→ドバイ(DXB) 18:25着(-5)

ターキッシュエアラインズ:ドバイ(DXB) 15日 2:00発→イスタンブール(IST) 5:45着(-6)/8:00発→ワルシャワ(WAW) 9:30着(-7)

※時刻はすべて現地時間で表記(時差は-で表記)

ドバイからはターキッシュエアラインズでドバイ→ワルシャワ、プラハ→ドバイと別途航空券を購入。これはいわゆる「別切り航空券」という買い方で、同一航空会社を用いずにある経由地まで行き、そこから更に別の航空会社の便に乗り継ぐという代物。

途中経由地(この場合はUAE・ドバイ)で一度入出国し、荷物をピックアップする必要があるなどの手間は増えますが、その分安く行けます。

ただその分、遅延しても乗り継ぎの保証はないことや、さっき挙げたような面倒事が増えるため、あまりおすすめしない(でも、大阪→ワルシャワ、プラハ→大阪のオープンジョー※で調べたらアホみたいに高かった(30万円ぐらい)ので、今回は致し方なし。)

オープンジョーとは

行きの到着地と帰りの出発地が異なる航空券のこと。

チェックイン

さて、中国東方航空の会員登録を済ませ、アプリから事前にオンラインチェックインをしようと試みたものの、何故かエラーを吐かれてしまった。まあ、どちらにせよ荷物は預ける必要があるので、列には並ばなければいけないのだが。

人多いよ〜

乗り継ぎがあってかつ、預け入れ荷物がある人は、列の途中に置いてあるこのタグを取って必要事項(便名、パスポート番号、名前、電話番号)を記入する必要があります(しかし、帰りのドバイではこの必要がなかったので、空港によって対応が変わると思われる)。

こんなことが書いてあり一瞬ドキッとしますが、上海乗り継ぎの場合は144時間以内の滞在に限りビザ免除があるのでご安心を。

2024年11月30日から、30日以内の短期滞在に限り、日本人が中国を訪れる際のビザは不要になりました。

JALとのコードシェア便だったので、受付は日本人のJAL職員の方。航空券はドバイまで通しでの発券です。

結局40分ぐらい並び、搭乗開始時刻の30分前になっていたので、さっさと保安検査と出国審査へ。

やっぱりスタンプは貰いたい。

中国東方航空 中部国際/NGO→上海浦東国際/PVG

8:55発、MU292便上海浦東行き。出国の瞬間は胸が高鳴るので良いですね。

機内は3×3シート配置の中型機。搭乗率はほぼ100%、満席です。

名古屋から上海までは2時間とちょっとで、本当にあっという間。

途中で出てきた機内食。機内食に関しても前評判を見たところ、あまり芳しくなかったので戦々恐々としていましたが、別段変わりのない至って普通の機内食だったので満足。

上海浦東国際空港(PVG)

さて、現地時刻10:20(-1)、定刻よりも20分早く上海浦東国際空港に到着。その上、乗り継ぎ便が35分遅延しているので乗り継ぎにはかなり余裕があります。

降機後は“Transfer”の表示に従って進みます。

エスカレーターを降り、どうやら中国国内線と国際線の分岐点に到着。国内線へ乗り継ぐ場合は、左の中国辺検へ。自分はもちろん国際線乗り継ぎなので列に並びます。

ここでは空港スタッフが航空券を確認し、列が合ってるのか確認もしてくれるので安心。パスポートと次のドバイ行きの航空券を機械にかざし、次は問題の保安検査へ。

冒頭でも述べた通り、何かといちゃもんを付けて没収されるだの何だの言われる中国本土の保安検査。調べたところ、特にモバイルバッテリーに関してうるさいようだ。

とりあえずトレイにモバイルバッテリーやガジェット系は全部出して(出すように書いてある)、ゲートを通過。入念な金属探査があった後、そのまま出てきたトレイから荷物を回収。

?これだけ?

身構えていただけあって、めちゃくちゃ拍子抜けした。なんだ、普通の空港と変わらないじゃないか。

あっさりと抜けることができたので、あとは搭乗開始時刻まで待つのみ。

上海浦東/PVG→ドバイ/DXB

2時間半ほど待ち、続いてドバイへ。名古屋→上海は2時間ちょっとでしたが、次は10時間越えのフライト。昨年2月の卒業旅行で乗った香港→フランクフルトを思い出す。

写真を撮り忘れたけど、機内は2×4×2のシート配置。大型機では3×3×3の配置しか見たことがなかったので、ちょっと珍しいような気もする。

機内食は2食、具沢山の太麺焼きそばと、牛丼もどき。正直後者の味は微妙でしたが、まあそこは往復4万円の航空券、安かろう悪かろう。

ピーナッツが美味かった。

中国東方航空 総括

さて、片道乗ってみた感想ですが、フライトモニターで何故かゲームが起動しなかったり、機内エンタメから悉く西側の作品が排除されていたりと、確かにツッコミどころは多々ありましたが、懸念されていた本土での乗り継ぎも問題なくスムーズに進んだし、機内食もまずまずのクオリティでしたので「4万円でこのクオリティならむしろ当たり」という結論を自分は下しておきます。

上海浦東の職員も愛想はないけど親切です。

これを読んでいる諸君、そこまでビビらなくても大丈夫!

ドバイ国際空港(DXB)

ダウンロードしてきた映画を見たり本を読んだり、どうせ寝れないのに寝ようと頑張ってみたりすること10時間、定刻より25分早い18時(日本時間23時、-5)に、UAEはドバイ国際空港に到着。

アラビア語とモスクのアイコン。中東に来たなあ。

ここでは先ほど説明した別切り航空券の関係で、一旦入国。

スマートゲートなる機械でパスポートと自分の顔を自動で照合して入国できるものがあったのですが、何故か弾かれ有人の入国審査の列へ。ブサイクは機械だと照合してくれないらしい。

驚いたのは入国スタンプと一緒に10GBのSIMカードを貰ったこと。産油国の余裕か?

ドバイモールとブルジュ・ハリファ

さて、次はターキッシュエアラインズTK761便・イスタンブール行に乗り継ぎですが、こちらの定刻は日付を跨いだ2時発。

かなり時間に余裕があるので、少しドバイメトロに乗って出掛けてみることに。

空港内の“Metro”と書かれた看板に沿って進み、改札口へ。

ここで乗車券を購入。よく分からないまま1日乗車券っぽいものを買ってしまいましたが、普通に片道きっぷ買えばよかった…

値段は22UAEディルハム(≒860円)。ちゃんと調べないから痛い出費。

Airport Terminal 1駅からBurj Khalifa/Dubai Mall駅までは11駅、20分ぐらい。まあまあかかります。

ドバイモール

さて、先にドバイモールを散策。駅から直結の長〜〜い連絡通路を歩いて5分ほど、ドバイモールの入口に到着。多分、外が暑すぎるから屋内で完結するような設計にしたんだろうなあ…

入口でいきなり見覚えしかない本屋が出てきて笑ってしまった。

ドバイモールは、世界各国のありとあらゆるブランドから、日用品が買えるスーパーマーケットまで何でも入っている、世界最大級のショッピングモール。イオン(Lv.100)といったところか。

モール内は白を基調とした内装で、吹き抜けもありかなり開放感のある雰囲気。とにかく売場面積が広く、日本でもよく見るようなメーカーから、筆者のような異常成人男性とは縁遠い高級ブランドショップが所狭しと並んでいた。

俺はドバイまで来て何を見ているんだ…

ほっつき歩いているだけでも楽しいのだが、バックパックを背負ったまま来てしまったので、完全に浮いてる人。

しかも来たはいいものの、特に人生でショッピングという行為に価値を感じてこなかったことを今更ながら自覚し、早々と退散。

ブルジュ・ハリファ

今度はブルジュ・ハリファを見に行こう。駅とモールのちょうど中間地点ぐらいにあるのだが、このモールの連絡通路が何故か途中で出られないクソ仕様なのでわざわざ駅まで戻ってからまた地上の道へ出る羽目になる。

さて、駅まで来たし外へ…って暑っっっっつ!なんだこれ。日本の残暑も厳しいが、それを上回る暑さ。何で夜なのにこんな暑いんだ…

夜の19時で33℃だと?

さて、暑い中せかせか歩いて5分ほど。ちょうどブルジュ=ハリファが正面に臨めるスポットにやってきた。

これがブルジュ=ハリファ。高さは829.8mで、ご存じの通り、世界で一番高いビルである。

とはいっても、同じく中東のクウェートで建設が進んでいる「ブルジュ・ムバーラク・アル=カビール」が完成すれば、これの高さが1001mとなり、世界一の座から陥落する模様。ちなみにこれの完成は2035年ごろらしい。地震が来ない国はいいですね。

あまりに高いので、写真は縦構図かつ広角レンズを使ってギリギリ。

もちろん中の展望台に登ることもできるのだが、6,000円もするらしいのでやめた。今考えれば登ってみても良かったなあとは思うけど。

続きます。

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