アンカラからカッパドキアの街・ギョレメへ【23-24年末年始トルコ旅#17】

オトガル(バスターミナル)へ

アタテュルク廟と独立戦争博物館を見学した後はカッパドキアに向かうため、アンカラのオトガルへ。オトガルは行きに乗ってきたアンカライの終点、アシュティ(Aşti)駅に併設されている

駅までは信号待ちの時に話しかけてくれたアニメ好きのトルコ人の青年が案内してくれた。好きなアニメを聞いたらノーゲーム・ノーライフと異世界モノが好きだと言っていたので驚いた。中々マニアックじゃないか?

アナドル(Anadol)駅の構内案内。

オトガル構内

アシュティ駅はアンカライの終点。列車を降りた後はオトガル(Otogar)と書かれた看板に沿って歩いて行けば着く。

入る前にはセキュリティチェックがあった。

カメラの設定をミスって色合いが変。

構内には軽食が摂れるカフェやレストランなどもあり、テナントは充実している。

バスのチケット売り場は2階。トルコはバス大国なので、行先もバス会社もよりどりみどり。自分はあらかじめ“Obilet”というサイトで目星をつけていた16:30発のギョレメ(Göreme)行きのバスを購入するため、キャーミル・コチ(Kamil Koç)社のカウンターへ。

事前予約しなかったのはアタテュルク廟と博物館の見学にどのくらいかかるか分からなかったため。

行先を告げ、パスポートを渡すだけであっさりチケットを発券してくれた。A4一枚のペラ紙でQRコードが付いている。

アンカラ→ギョレメ間は約300㎞、3時間半の道のりで449TL≒2100円だった。

発車時刻まではあと1時間半。適当にベンチに掛けて待っていると、これから帰省するというトルコの大学生に話しかけられた。今日はやたらと話しかけられるような。

話が盛り上がり、危うく乗り遅れるところだった。トルコ人はおしゃべり好きだと言われるのも納得。我々日本人は外国人がいたとしても、積極的に話しかけないよなあ。

アンカラ→ギョレメ

ギョレメ行きのバスはオトガルを5分遅れで発車。しばらくアンカラの市街地を走った後は、高速をひたすら南に向かって走る。

車内にはモニターが付いていてドリンクのサービスもあるなど、さながらFSCのよう。

アンカラ郊外から高速を降りるまでの約200㎞の間に街という街はほぼない。たまに小規模な街が車窓に現れたと思えば、すぐにそれも潰え、バスはひたすらアナトリア中央部の荒涼とした大地を駆け抜けていく。

高速道路の線形も良く、バスはかなりのスピードを出していた。

3時間ちょっと走っただろうか、バスは高速を降り、アクサライ(Aksaray)とネヴシェヒル(Nevşehir)のちょうど中間地点にあるガソリンスタンドに入り小休止。

休憩後はネヴシェヒルのオトガルで乗客を降ろし、終点の手前で再び客扱い。結局19:45着予定だったギョレメ・オトガルには、1時間遅れて到着した。

カッパドキアの街と洞窟ホテル

ついに到着したカッパドキア。21時前ですっかり夜になってしまったが、オレンジ色の街灯に照らされた奇岩も美しい。

さて、夜も遅いのでさっさとチェックインすることにする。

オトガルからホテルまではひたすら登り坂でかなりしんどかった。ホテルを予約する際は、アクセスも気にしたほうが良いかもしれない。

マップを見ながら予約したホテルの前まで来ると、上の写真のような洞穴が見えるだけで入口が見当たらない。まさか廃業した…?と嫌な予感がよぎったが、この横にちゃんとあったので安心した。

そしてこれが今回2泊する部屋。これはカッパドキアによく見られる「洞窟ホテル」と呼ばれるホテルだ。その名の通り、奇岩をくり抜いてそのまま部屋にしたホテルになっている。

普段は寝られればいいやのメンタルでホテルは取っているが、せっかくここまで来たので、より気分を味わえるように少し奮発。

Agodaから予約し、朝食付き(バイキング形式)で1泊7000円だった。まあ、観光地のど真ん中かつこういったコンセプトのホテルの割にはかなり安いのでは?

この日は大体6~7時の間に飛ぶらしい気球が飛ぶ様子を撮影するため早めに就寝。

まあ、飛ばなかったんですけどね

カッパドキアの気球のベストシーズンは春から秋にかけて。冬は天候が不安定で、1週間丸々飛ばないなんてこともあるらしい

結局次の日も気球は飛ばず、見れずじまいに。またいつか来れたらいいなあ。

そして行きにはホテルが高台にあるのは面倒だと思っていたが、すぐに考えを改めることになった。

奇岩に囲まれたギョレメの街を見下ろしながら、コーヒーを啜りつつ朝食を摂る。なんて贅沢な時間なのだろうか。

やはり、ここでホテルを取るなら高台に限るのでは?(ダブルスタンダード)

訪れた街で何を見るかについては完全ノープランのこの旅だが、この日はガイドブックに載っていた地下都市に行ってみることにする。

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