ミュンヘン→フランクフルト
2023年3月1日、旅も大詰めとなりました。
この日は明日のフライトに備えてフランクフルトまで移動です。


11:51発、エッセン中央駅(Essen Hbf.)のICE628号に乗車。フランクフルトまでは3時間ちょっとの旅になります。

最後の長時間乗車だったので今回は座席を指定。6人掛けの個室でテーブルもあり、誰も来ることなく快適な移動。



のどかな農村地帯を走り抜けるのを横目にコーヒーとお菓子をいただくこの時間が至福。

そしてミュンヘンから3時間、近代的な高層ビルが見えてくるとまもなくフランクフルト中央駅に到着です。
今回も遅延はなし。思えば、この旅行でドイツ鉄道(DB)が遅延したのはケルン→ベルリン間の1回ぐらい(しかも20分程度)で、運休も2回だけでした。
Twitterや旅行記を見てると相当数の方が旅程を破壊され、ドイツ鉄道へのヘイトを溜めているようですが自分はそこまで、というか何なら快適で好感すら得たぐらい。
しかし、あまりにも多い遅延や運休の報告を見る限り、おそらく単純に運が良かったですね笑
魔のPCR検査

さて戻って来た訳ですが、帰る前にやる事が一つ、それも非常に重要なことが残っています。
そう、PCR検査です。
まだ水際対策が撤廃されていなかった2023年3月当時、海外から日本に入国するためにはPCR検査の陰性証明が必要でした(但し、ワクチン3回接種者は免除)。つまりこれが無いと日本に帰れません。
我々3人は全員免除の要件を満たしていなかったので、仕方なく事前に空港へ検査を受けに…

という訳でフランクフルト空港駅まで移動。ユーレイルパスなので、こんな短距離でもICEが使えてしまいます。
空港駅はターミナル1で、検査出来る場所はターミナル2。明日の便もT2からだったので、T2への移動予習も兼ねれてお得…!?。
地下の誰もいないがらんとしたフロアの一角に検査センターがありました。
検査は受けてから陰陽が判明するまでの時間ごとに料金区分が分かれており、我々は12時間後に結果のわかる検査で約15000円でした。棒を鼻と口に突っ込まれるだけなのに高過ぎる。
未だに水際対策を続けてこんなものを用意しないと入国できないようにした政府に思わず批判が飛び出しそうになる値段設定ですが、何とかぐっと堪えました。
しかも受けて陽性だった場合、帰りの飛行機に乗れない上、自費でドイツにしばらく隔離されるという最早地獄以外の何物でもありません。
(24年1月現在、この様な水際対策は全て撤廃されています。やったね!)
ドイツ最後のディナー
空港から市街地まで戻ってくるとすっかり夜に。この日の夕食を探します。
フランクフルト含むヘッセン州はりんご酒(Apfelwein)の生産が盛ん。なので、それが頂けるフランクフルト南駅近くの「ツームゲマルテンハウス(Zum Gemalten Haus)」へ。


りんご酒とあまりにも肉肉しいいかにもドイツらしい料理でドイツ最後の夜に乾杯。
りんご酒はりんごの風味の中に独特の苦味があって好みが分かれそう。
ちなみに、りんご酒のドイツ語を直訳すると「リンゴのワイン」。ワインはあまり好まない自分ですが、ワインっぽさはあまり感じない味わいで美味しかったです。

夕食後は中央駅に戻り、ホテル近くのスーパーでお土産を色々購入。
いよいよ明日は帰国の日。スーツケースの中身を整理していると、旅も終わりか、としんみりしてしまいました。
長々と続けてきましたが恐らく次で最後です。
早くトルコの旅行記も書かねば。
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