関空からフランクフルトへ キャセイパシフィック航空の旅【ドイツ・フランス卒業旅行#1】

とりあえず、ブログを開設したので、過去の旅行について振り返りつつ、記事を書いてみようと思います。

ちなみに、この頃はブログを開設しよう!なんて気持ちは毛頭なかったので、スマホで撮った適当な写真ばかりです。ご了承ください。

まずは関空へ

2023年2月21日、前日から雪の降りしきる京都市内(この頃は京都に住んでいました)。泊まりに来ていた友人と京都駅に向かい、そこで地元の友人とも合流。今回の旅は3人で、一路関西空港へ向かいます。

大雪のせいで他の路線は大変なことになってますが、関空行は問題なし。せっかくの海外旅行という一大イベントだったので、関空まで「特急はるか」に乗車。

京都から関空まで乗り換えなしで行ける優秀な特急列車です…が、京都からの乗客はあまりいない模様。

途中新大阪と天王寺のみに停車し、1時間半弱で到着です。

改札を出て左に進み、連絡橋を渡って第1ターミナルへ。普段はPeachしか使わないので、第1ターミナルは新鮮。

それにしても関空、あまりにも何もなさすぎる。国際線の搭乗手続きにどのくらいかかるかわからなかったので、かなり時間にゆとりを持ってきましたが、意外とあっさり済んでしまい、時間を持て余すことに。新千歳やセントレアのように色々あるイメージで来たのですが、暇を潰す場所が本当になさ過ぎて困る。

関空を利用する皆さん、来るのはギリギリでいいですよ。

特に何もやることがないので、さっさと出発ゲートへ向かいます。

オンライン・チェックインを事前にアプリで済ませていたので、チケットの発券と手荷物の預け入れが非常にスムーズでした。

手荷物・保安検査を受け、出国審査へ。

パスポートの顔写真を読み取らせてゲートが開くような感じになっており、さながら鉄道の自動改札のよう。特に手間取ることもなく、無事出国審査を終え、制限エリア内に入ります。

出国審査後なので、日本でありながら日本でない、そんな普段味わうことのない不思議な感覚。

これが今回搭乗するキャセイパシフィック航空のCX507便で、機体はボーイング777。

ちなみに今回の航空券ですが、座席指定料金込みで18万円。出発の1か月前にスカイスキャナーで出てきた一番安い便でしたが、まあこのぐらいでしょうか?

空の旅へ、関西国際空港(KIX)→香港国際空港(HKG)

荷物棚に荷物を入れ、着席。

いよいよ海外に行くんだな、と夕暮れの関西空港を眺めつつ感傷に浸ります。

そして定刻18:05。CX507便は一路乗り継ぎ先の香港に向け離陸。香港へは約2500㎞、4時間半のフライトです。

離陸して1時間ほどすると、機内食が出てきました。飲み物はオレンジジュースかコーラを選べたので、コーラをチョイス。

手前の皿には白米に白身魚のチーズ焼き、おでんの大根(のような味がする何か)と高菜、そしてパン。ごはんとパンが同時に出されるストロングスタイル。

正直機内食には期待していませんでしたが、非常に美味しく、逆に衝撃を受けました(笑)

左上の蓋がされてる小皿にはドライ野菜のような何かが入っていたような気がします。こちらは宇宙の味。

こちらは付いてきたハーゲンダッツ。普段アイス、それもハーゲンダッツなんか滅多に食べないので機内食で出てくることに感動。これだけでキャセイパシフィック航空推しになりそうです。

食後のコーヒーを飲みながらフライトマップを。

関空を出て2時間ほどですが、東シナ海上空を飛んでいる模様。

日本だと、経度的には石垣島のあたりといったところでしょうか。

こちらは到着30分前に撮ったモニター。

日本と香港には1時間の時差があるため、出発地と目的地の現地時刻にズレが生じています。

その後、定刻通り香港国際空港(HKG)に着陸しました。

香港での乗り継ぎ

降機後、ターミナル間を結ぶ鉄道に乗車し、長い通路を歩きます。

中国語は全く分かりませんが、漢字で書かれているので何となく意味が分かるのは面白いですね。(おそらく上の看板は都心部まで24分で向かう速達列車の広告?)

乗り継ぎ時にも手荷物検査があり、水は持ち込みできないと言われたので全て飲み干しゲートを通過。それ以外は特に問題なく通過できました。

そういえば、機内で名前や国籍等を記入する紙を配られたので書いておいたのですが、特に提示は求められず。香港に入国する人用だったのかな。

香港国際空港は1998年、市街地にあり手狭となっていた啓徳空港(旧香港国際空港)に代わって開港した空港。滑走路脇には埋め立て用の土や運搬用トラックが多く止まっており、まだまだ拡張の気配を見せています。

ベンチに充電用のUSBポートが備え付けられ、トイレには各便器に謎のデジタルサイネージがついていたりと、かなり近代的な雰囲気。

次の便は23:40発のCX289便、フランクフルト行。

2時間半ほどの乗り継ぎ時間がありますが、特に何をするでもなく友人と談笑しておりました。

香港国際空港(HKG)→フランクフルト空港(FRA)

そして搭乗時刻を迎え、定刻通りドイツ・フランクフルトに向け離陸。

先ほどは4時間ちょっとのフライトでしたが、香港からフランクフルトまでは約9,000㎞、13時間のフライトとかなりの長丁場。9,000㎞というと、東京大阪間を新幹線で8往復するのに匹敵する距離です。深夜帯のフライトなので寝てれば良いのですが、生憎完全に横になれないとあまり寝られない私。

暇なのでモニターでも眺めていましょうか。

フライトマップには行先にフランクフルト・アム・マインと表示されており、「アム・マイン」とは何かと思い調べた所、どうやらドイツ国内にフランクフルトという地名は、今から向かう国際空港のあるフランクフルト・アム・マインともう1つ、ドイツ・ポーランド国境にほど近い「フランクフルト・アン・デア・オーデル」の2つがあるらしい。

どちらも訳すとマイン川沿いのフランクフルトとオーデル川沿いのフランクフルト。

日本でいうと小金井(栃木県)と武蔵小金井(東京都)みたいな感じでしょうか。

離陸して2時間、香港時間午前1時に2度目の機内食。今回は飲み物にアップルジュースを選択。

今回はパンとポテトに白身魚の何か、とニンジンとグリーンピースが少々。先ほどと同じくクオリティが高く美味しい機内食でした。

左上は・・・思い出せませんが、口に合わなかったことだけは覚えています。

そして今回も付いてきたチョコレートアイス。

日本では見たことない名前のアイスですが、これが本当に美味い。先ほどのハーゲンダッツを余裕で超えてくる美味さ。パッケージを見るに、スイスの商品でしょうか。日本に展開してくれたら無限に食べたいレベル。

大方の乗客が機内食を食べ終わったころ、機内は消灯されました。

少し寝ては起き、ダウンロードしてきたアニメや映画を見て暇を潰します。

フライトマップを見るとカザフスタン上空。時間的にもちょうど半分辺りといったところですかね。

夜が明け、2回目の機内食。今回も美味しくいただきました。

ドイツ入国

そして2月22日午前6時半、フランクフルト空港に到着。

入国審査ではドイツに来た目的、何日間滞在するか、主に行く都市名を聞かれたので拙い英語で回答し、パスポートにスタンプを押してもらいます。

EU圏は入出国スタンプの様式が統一されているらしく、左上に国名(今回はドイツなので「Deutscheland(ドイチュラント、ドイツ語でのドイツの名称)」の「D」)、右上に入出国に用いた交通手段、あとは日付と空港名が入ります。

ちなみに、我々が到着したのは第2ターミナル。フランクフルト市内へ出る在来線(Sバーン)及びドイツ各地へ向かうICE(高速列車)の駅は第1ターミナルにあります

・・・が、散々迷った挙句、結局どうやって行けば良いか分からなかったので、第2ターミナルに近い駅に向かって歩くことに。

本来は第2ターミナルに到着した場合、ターミナルを出たところに無料のシャトルバス乗り場があるので、そこに来る黄色いバスで第1ターミナルに向かいます(帰国時に気づいた)。

微妙な滑り出しとなりましたが、8日間のドイツ(と一部フランス)周遊旅行の始まりです。

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