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札幌駅





人口200万人に迫る北の大都市・札幌。見どころやグルメに事欠くことはありません。
そんな札幌駅のスタンプは数多くの種類があります。常設の標準的なスタンプから、春・夏・秋・冬ごとに入れ替わる季節限定のスタンプ、更に今は押せない限定スタンプまで盛りだくさん。収集家は沼にハマること間違いなし(自分は今でも春・秋のスタンプは押せていない)。
描かれている絵柄は札幌のシンボル・時計台。札幌農学校(現在の北海道大学)として始まったこの建物は、北海道の発展を支える上で有能な人材を多数輩出しました。「少年よ、大志を抱け」のフレーズでお馴染み、いわゆるお雇い外国人のクラークは、ここの初代教頭だったり。

よくがっかりスポットと言われる時計台ですが、自分は好きですよ。
他にも、夏Verのスタンプには道内では「とうきび」と呼ばれ親しまれているトウモロコシや、酪農が盛んな北海道らしい牛乳が描かれています。
札幌駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札内
押印可能時間:始発~終電
苗穂駅



札幌の隣の苗穂駅。近年は駅周辺で宅地開発が進み、マンションが立ち並ぶ住宅街となりました。駅舎も改築され、そのまた隣の白石駅のような近代的な駅舎に。
ホームからも見える工場は、JR北海道の技術の結晶・苗穂工場。道内を走る数々の高性能気動車や通勤列車を生み出したこの工場は、主要都市が道内各地に分散している上に非電化路線の多いこの北海道において、都市間輸送力の向上及び人口200万を抱える札幌都市圏の旅客輸送に貢献しています。
そんな工場の最寄駅なので、スタンプの絵柄も工場内にある鉄道技術館となっています。

苗穂駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札申告
押印可能時間:改札営業時間内(参考 みどりの窓口:7:00~18:00)
森林公園駅

スタンプの絵柄は森林公園駅近くにある野外博物館・北海道開拓の村。明治~昭和初期にかけての北海道の市街地が保存されているこの博物館には、旧札幌駅舎も当時の姿で復元されているそう。
普段はスタンプを集めるためにあまり観光地に立ち寄れてませんが、ここはかなり興味ある博物館ですね。

森林公園駅 駅スタンプ情報
設置場所:西口改札申告
押印可能時間:5:30~23:00
大麻駅

「たいま」と読めることからよくネタにされる駅名、大麻駅。地名自体は近辺にある旧来の地名「大曲」と「麻畑」の合成地名なので、薬物の大麻とは全く関係ありません。
北海道百年記念塔はこの辺り一帯にかけて広がる野幌森林公園内にあったもの。
開道100年を記念して建てられたこの塔ですが、老朽化、そして新たな広場を整備するために解体の決断に至ったようで。
こちらのスタンプもどうなることやら。
大麻駅 駅スタンプ情報
設置場所:北口改札申告
押印可能時間:改札営業時間内(参考 みどりの窓口:7:00~18:00)
野幌駅


野幌?札幌のパチモン?
否、アイヌ語由来の地名の多い北海道では、「幌」のつく地名が多く、ここ野幌もその例の一つ(他例:浦幌、幌延 etc…)。ちなみにアイヌ語で「ホロ」は「大きい」という意味。
隣の大麻駅から江別市に入っております。明治中期からのレンガ生産地だそうで、今でも全国のレンガの20%はここ江別市で生産されるそう。
野幌駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札申告
押印可能時間:改札営業時間内(参考 みどりの窓口:7:00~18:00)
江別駅


市名を冠する江別駅ですが、中心市街地は先ほどの野幌駅の方。
フレーズは「川とレンガの街」と、相変わらず江別産レンガ推し。この「川」とは函館本線・札幌~旭川間の沿線一帯を貫く石狩川のことを指しており、これに架かる美原大橋の主塔が絵柄となっています。

江別駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札申告
押印可能時間:改札営業時間内(参考 みどりの窓口:7:00~18:00)
岩見沢駅


再び市を跨ぎ岩見沢市へ。
岩見沢市の花はバラ。7月初頭の「いわみざわ彩花まつり」では、市内のバラ園、あやめ公園で一面に咲き誇り、初夏の岩見沢を彩ります。
この駅で札幌方面から来た多くの普通列車の多くは終点。この先旭川方面への普通列車はぐっと本数が減ります。
岩見沢駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札外
押印可能時間:始発~終電
美唄駅


「美しき唄のまち」と書いて美唄。中々洒落てるキャッチフレーズ。
スタンプのデザインは美唄市鳥・マガンと市花・ツツジ、最北のソメイヨシノを見ることができる東明公園。
他にも市内を一直線に貫く日本一の直線道路、国道12号や美唄焼鳥が有名です。
美唄駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札申告
押印可能時間:改札営業時間内(参考 みどりの窓口:7:00~12:00, 13:00~16:10, 17:00~18:00)
砂川駅


札幌方面から特急に乗ってくると、この駅から砂川、滝川、深川、旭川…と、4連続で川のつく駅に停車します。並行する石狩川に地名のルーツがあったりするのでしょうか。
ここ砂川市は人口一人当たりに対する公園面積が日本一広い街。スタンプにある「オアシスパーク」や、世界の七不思議をかたどった遊具のある「北海道こどもの国」があります。
砂川駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札外
押印可能時間:始発~終電
滝川駅


駅前にも機体が展示されているように、滝川はグライダーの街。石狩川が形成した広大な河川敷と、グライダーの飛行に適した気候条件が整っていることから、市を代表するアクティビティとなっています。
また、滝川は根室本線の分岐駅。かつては当駅発釧路行の日本一運行時間の長い普通列車・2427Dが運行されていましたが、台風の被災区間である富良野~新得間が廃止された今、富良野まで結ぶのみとなっています。
滝川駅 駅スタンプ情報
設置場所:駅舎待合室内
押印可能時間:始発~終電
深川駅


深川市では、石狩川沿いの肥沃な土地を活かした米の生産が盛ん。水稲の作付面積・収穫量は道内2位を誇る北海道きっての米の一大生産地となっています(北海道農政事務所「なんばんBOOK」P9,11より 令和4年度のデータ)。
駅から車で10分ほどの所にある道の駅の名前も「ライスランドふかがわ」と、稲作は街を代表する産業であることが伺えます。
深川駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札申告
押印可能時間:5:30~0:10
旭川駅


函館から続いた423.1㎞の函館本線はここ旭川が終着駅。上川盆地に開けたこの街は、道内第2位の人口(約32万人)を抱え、道北・道東方面への玄関口となっています。
大雪山連峰の主峰、旭岳は標高2291m。北海道の最高峰です。
この旭岳も、旭川という地名に入っている「旭」も由来は同じアイヌ語。いずれも旭川駅前を流れる忠別川のアイヌ語読みが由来です。


旭川駅 駅スタンプ情報
設置場所:東・西改札外 各2ヵ所(デザインは同一のものだが、大きさが若干異なる)
押印可能時間:始発~終電
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