湯田温泉駅
駅前にあるデッかい白狐の像が目立つ湯田温泉駅。この像はスタンプの通り、湯田温泉に伝わる「白狐伝説」から来ている。
白狐伝説の要約
足を怪我した白狐が、毎晩寺にある小さな池にその足をつけに来ていた。不思議に思った和尚が池を深く掘ってみたところ、たちまち大量の湯が湧き、以来その湯は山口の民衆の病をたちどころに治した…というもの。
詳細はこちらから(湯田温泉旅館協同組合「湯田温泉の歴史」より)
駅前には足湯があるので、時間があれば当時の民衆を癒したその湯につかってみてはいかがだろうか。
湯田温泉駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札口(駅員へ要申告)
押印可能時間:7:15~9:30,10:00~11:25,14:25~15:10,16:00~19:00
山口駅
県庁所在地の駅にも関わらずしょぼい…とよくネタにされる山口駅(まあ実際しょぼい)。駅舎自体は国鉄時代に地方の中規模都市で見られるようなもので立派なのだが、みどりの窓口もなくなり、時間帯によって無人だったりと、その実は全くやる気が感じられない。
駅は残念な山口だが、見どころはたくさん。国宝の瑠璃光寺五重塔をはじめとした文化遺産が残る、俗に言う「小京都」だ。また、ニューヨーク・タイムズ紙の「2024年に行くべき52の都市」に山口市が選ばれているなど、何気に今「アツい」都市なのかもしれない。
山口駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札口(駅員へ要申告)
押印可能時間:8:30~11:25,13:00~13:25,16:00~17:00
徳佐駅
最近のJR西日本は合理化のためか、地方都市の駅を容赦なく窓口閉鎖・駅無人化に追い込んでいる。2010年代後半、山陽本線の岡山地区にある乗車人員が2, 3000人台である駅が次々と無人化されていったのは記憶に新しい(上郡~東岡山間等)。
そんな中、何故か63人/日で2024年現在もしぶとく残り続けているのがこの山口線の徳佐駅(業務委託駅はあっさりと無人化されるが、簡易委託駅は残り続けるよくある例)。
本当に貴重な存在なので、早めに行った方が良いかも知れない。なお、本数は少ないので訪問難易度は高め(筆者は津和野駅から路線バスと列車を組み合わせて訪問した)。
徳佐駅 駅スタンプ情報
設置場所:出札窓口(駅員へ要申告)
押印可能時間:8:30~15:30
津和野駅
津和野も先の例に漏れず、2021年11月末日に窓口閉鎖と同時に無人化となった駅の一つ。
しかし、その後約9か月の時を経て津和野町観光協会による簡易委託駅となり、駅スタンプが復活する運びとなった。
大抵は無人化したら駅スタンプはそのままお蔵入りとなるのが世の常だが、こうやってまた日の目を浴びるのは嬉しいことだ。
駅前から少し行くと、歴史的建造物が残る「本町通り」に入る。まさしく「掘割を鯉が泳ぐ城下町」だった。
津和野駅 駅スタンプ情報
設置場所:改札外
押印可能時間:9:30~16:00(観光協会の営業時間外は回収される)