香港航空搭乗録(関空→香港)&空港から市内まで

今回は海外旅行第三弾。GWを活かして5日間香港へ行ってきたので、その旅行記です。せっかく10連休取れたのだからもっと遠く行けば良かったなあとか行く前は思っていましたが、大満足の旅になったのでオールオッケー。

香港航空(関西国際/KIX→香港国際/HKG)

4月29日(月・)、今回もいつも通り関空へ。今回は関空8:55発、香港航空HX603便・ターキッシュエアラインズとのコードシェア便でのフライト。

何も関係なさそうなターキッシュが何故コードシェアしているのか。調べたら香港以東での乗り継ぎの便宜を図るためらしい。へえ。

今回香港航空を選んだ理由は、peachや香港エクスプレスといったLCCとほぼ同額だったから。同じ値段で少しでも良いサービスを受けられるなら、という魂胆で。

事前にオンラインチェックインをしようとしたのですが、何故か座席指定(要追加料金)が必須だったので空港でチェックインすることに。

何故座席指定必須なのか…もしかしてアプリからならと、ふとアプリを見てみると散々な評価だ。大丈夫かいな。

機内持ち込み7kgで、預け入れ手荷物は無し。そんな今回のフライトは往復36,000円。まあ、GWにしてはかなり安く取れたのではないか。

ちなみに、チェックイン時に重さを量られることはなかったので、その辺はガバガバかもしれない。

毎回搭乗ゲートまで早く来てしまって暇になるが、あまりギリギリを攻めても航空券代がパァになってしまい、この攻防が難しい。

今回の機体はAirbus A320。3×3のシート配列で、搭乗率は7割といったところか。自分の列には誰も座っていなかった。

機内放送は英語と中国語(広東語?)で、日本語の放送はなかった。

離陸

乗客が全員揃ったのか、定刻より15分早く動き始め、そのまま離陸。香港までは4時間半のフライトだ。

9:30頃、軽食としてチキンバーガーが出てきた。クリーミーな味で、なかなか美味い。

水とは別にドリンクのサービスもあった。なんだ、結構良いじゃないか。

アライバルカード

また、香港へ入境する際に忘れてはいけないのがこれ。

アライバルカード。なんか色々書く場所があるが、大体何を書けばいいかはわかる。パッと直訳して分かりづらいのは、“Travel document No.”“Place and date of issue”の2つか。

これらはそれぞれ「パスポート番号」「パスポートの発行地及び発行日」

当然旅行者たる我々は“Address in Hong Kong”など持っていないので、“Hotel”と書いておけば大丈夫だ。

香港に行く際はボールペンを持っておくと、機内で記入できるので良いだろう(自分は忘れた)。まあ、CAの方に言えば恐らく貸してもらえるだろうけど。

香港国際空港

離陸して4時間半、緑色の海が見えてくると、香港国際空港に着陸。

去年の卒業旅行でドイツに行った時も香港を経由したが、相変わらず空港から見える高層ビル群に圧倒される。

しかし、今回はここが目的地。あのビル群の中に行けると思うと、胸の高鳴りが抑えられない。

降機すると、湿度が高くムワッとした空気に包まれる。この日の香港は気温29℃で湿度90%。日本とのギャップでかなり蒸し暑く感じた。

降機後はターミナルビル間を結ぶ新交通システムに乗車。

入境審査は2つ先の駅だ。

そしてイミグレでアライバルカードを渡し、ペラ紙1枚の入境許可証をゲット。質問は特にされなかった。スタンプが押されないのが残念。

空港から市内へ

さて、空港から市内への行き方は3通り。エアポートエクスプレスか、バスか、タクシーか。今回はすぐ目に付いたエアポートエクスプレスを使うことにした。

エアポートエクスプレスの広告

なお、香港ではオクトパス(八達通バッダットン)という交通系ICカードが普及している。これ一枚で香港の公共交通機関はもちろん、飲食店やショッピングでも支払いできる優れ物。

更に、オクトパスを使って公共交通機関に乗れば、正規運賃から割引を受けられる。香港を旅行する上でもはや入手しないという選択肢はない代物なのだ。

そんなオクトパスだが、空港に置いてある券売機で入手できる。値段は150香港ドル(以下$と表記)≒3,000円で、最初に$111≒2,200円がチャージされている。

ちなみに、エアポートエクスプレスの料金はこのようになっているので、とりあえず市街地に出るまでチャージは必要ない(下段)。

エアポートエクスプレス

香港の鉄道システムはMTRと呼ばれており、このエアポートエクスプレスもそんな路線の一つ。10分〜15分間隔で運行されていて、空港(機場ケイツン)駅を出ると、青衣ツィンイー九龍カオルーンと停車し、香港島の香港駅(中環エリア)が終点となっている。

先ほども示したように空港内にエアポートエクスプレスの宣伝広告があり、空港から中心部まで最短24分で結ぶことをウリにしている。ただ、少々高いのが玉にキズ。

車内はこんな感じ。綺麗で快適だ。

機場駅を出ると、いかにも香港!といった雑多な高層ビルがバンバン車窓を流れていく。「田舎者は都会に来るとずっと上を見上げている」なんて言葉があるが、その例に漏れず自分もその車窓に釘付けになっていた。

車内にはこのような走行位置を示す表示があり、走行距離に合わせて青色のLEDが点灯していく。

機場駅を出て15分ほどで青衣駅に停車し、そこから6,7分で九龍駅に到着。今日はこの辺りに宿を取っているのでここで降りることにした。

MTRの各駅には「ちびまる子ちゃん」の注意喚起ポスターが沢山ある。何故…

ここからMTR屯馬線の柯士甸オースティン駅に乗り換えができるはずだが、何も調べていなかった私は、九龍駅地下直結のショッピングモールをひたすら彷徨っていた。

30分ほど歩き回った後、ようやく入口を発見。しっかり案内サインがあったので、ただ私が見落としていただけである。

MTRの駅の改札はこんな感じ。日本とほぼ一緒で、切符を入れるか、オクトパスをかざすと改札が開く仕組みになっている(自分で押して入る旧型のものも残っている)。

ちなみに、先ほどのエアポートエクスプレスの機場駅には改札はなかった。

また、モニターに映っているとおり、VISAのタッチ決済でも乗車できる。進んでるなあ。

駅も車内も案内サインやモニターがあって非常に分かりやすい。アナウンスは広東語→普通話→英語の順で流れるようになっている。

そして1つ先の尖東チムトン駅で下車。

ここから挑むは、ネイザンロード沿いの名物安宿マンション・重慶大厦(チョンキンマンション)だ。

つづきます。

コメント

タイトルとURLをコピーしました