世界遺産・ゴットランド島のヴィスビーに行こう(行き方)

映画『魔女の宅急便』の舞台として有名なゴットランド島・ヴィスビー。街を囲うように築造されている輪壁や、中世ハンザ都市として栄えた往年の街並みや遺構が今なお残る素敵な街です。

ヴィスビーの輪壁。旧市街を歩いていれば必ず目にする。

日本からこの島を訪れる多くの人の目的は恐らく「『魔女の宅急便』の舞台を巡りたい!」だと思っているのですが(偏見)、一方私の動機は…

ゲーム『学園アイドルマスター』のゲーム画面より。

担当アイドルにおすすめされたからです(そして魔女の宅急便は見たことありません)

本当にこれだけだったのですが、実際行ってみると本当に良い島・街だったので、ぜひ魅力が伝わって実際に行ってみようかな…という人が少しでも増えれば幸いです。

なお、訪問記についてはまた別記事で紹介しすることにして、今回はゴットランド島への行き方と実際のレポートを残したいと思います。

ゴットランドへのアクセス

ゴットランド島へ行くにはフェリーか飛行機の2択になりますが、やっぱり島にはフェリーで行きたいという個人的なこだわりから、今回はフェリーで行くことに。

飛行機

一応飛行機でのアクセスも紹介。

ゴットランド島の玄関口は島内最大都市のヴィスビー(Visby)。ここへの飛行機は首都ストックホルムのアーランダ空港からスカンジナビア航空(SAS)が1日数便運航しています。

なお、フェリーにあったガイドブックによると、どうやらスウェーデン第二の都市・イェーテボリ(Göteborg)からも飛行機が出ているという記載がありましたが、SASのホームページを見ても便が見当たりませんでした。

ストックホルム→ヴィスビーの所要時間は50分ほど。

フェリー

さて、本題のフェリーについて。フェリーはストックホルムから南に60㎞行ったところにあるニーネスハムン(Nynäshamn、ニュネスハムンとも)という街から出ています。

ニーネスハムン~ヴィスビーのフェリーを運航するのは”Destination Gotland“という会社。両港間を日に2往復しており、時期や季節にもよるかもしれませんが、私が行った時(2025年9月時点)での運航ダイヤは以下のとおり。

運航ダイヤ(ニーネスハムン/Nynäshamn→ヴィスビー/Visby)

発着地1便2便
ニーネスハムン11:2520:45
ヴィスビー15:000:00

運航ダイヤ(ヴィスビー→ニーネスハムン)

発着地1便2便
ヴィスビー7:1516:00
ニーネスハムン10:3019:15

Destination Gotlandのフェリー予約はこちらの公式サイトから。

なんとびっくり、対応言語はスウェーデン語のみなので結構苦労します(気が向いたら今後予約方法も載せます)。

Startsida

乗船前に登録したメールアドレスにチェックインの案内が来るので、そこから乗船券もダウンロードできて便利です。

運賃は予約時期と座席クラスによってかなりの振れ幅がありますが、私は乗船の5日前に予約(激遅)して往復963SEK(≒15,500円)でした(キャンセル不能な「ミニ」プラン、25歳以下、フロントラウンジ/Försalong席での金額)。

フェリー乗り場まで

という訳で、まずはニーネスハムンに向かいます。

ストックホルム市駅

ストックホルム中央駅コンコース。ドーム型の屋根から採光されており、明るく広々とした印象を受けるのが良い。

ストックホルム中央駅に来たものの、いくら電光掲示板を見ても行先に”Nynäshamn“の文字が見当たらず、駅構内をウロウロ…

そこで分かったことは、ストックホルムには今いるStockholm Central(ストックホルム中央駅)の他に、Stockholm City(なんて表記すればよいか迷いますが、日本式でストックホルム市駅とでも呼びましょう)、そしてT-Centralen(地下鉄中央駅)の計3駅があること。

SJ(スウェーデン国鉄)が運行する長距離列車は中央駅から発着し、ニーネスハムンやウプサラといったストックホルム近郊へ向かう鉄道路線は市駅から発着するという訳です。後者と地下鉄はSL(ストックホルム都市交通)という別会社によって運行されています。

という訳で、駅構内のPendeltåg/Commuter trains“の表記に沿って進んでStockholm City駅へ向かいます。

ここがストックホルム市駅。ここから乗る訳ですが券売機が見当たらないので、チケットカウンターで買うことに。

スウェーデンの電車のチケットは他のヨーロッパ諸国にもみられる時間制運賃。ストックホルム→ニーネスハムンは1時間なので、「ニーネスハムンに行きたい」と言うと、係員から1時間15分有効なチケットを渡されました。値段は43SEK(≒690円)

しかし、列車は30分に1本。ちょうど電車が来なくて待ち時間が発生する場合はどうなるのでしょうか…

ホームはかなり深く、エスカレーターを2回乗り継いでいきます。ホームは北行きと南行きで分かれており、ニーネスハムン行きは南行きホーム/3・4番線からの発車です。

ストックホルム近郊の路線図。

ストックホルム→ニーネスハムン

駅ホーム。

無事にニーネスハムン行きの列車に乗車。

ストックホルム市内をしばらく走ると、自然豊かな車窓に早変わり。

いかにも北欧らしい針葉樹の森がしばらく続くと、フェリーターミナルのあるニーネスハムンに到着です。

ニーネスハムンの街並み。人口1万6千人の小さな町だ。

ニーネスハムンの駅は待合室とベンチだけの簡素な駅で、駅員も居らず券売機もありません。一応チケットはアプリから購入できるので良いですが…

フェリーに乗ろう

フェリーターミナル

さて、続いてフェリーターミナルへ。駅を出てすぐ左に曲がり、突き当りのT字路を右に曲がって真っ直ぐ行くと、右手に見えてくるのがフェリーターミナル。

ニーネスハムンのフェリーターミナル。

ニーネスハムンからはヴィスビー行きの他にポーランドのグダニスク行きフェリーが出ており、乗り場が分かれています。”To Visby/Till Visby“の案内通り、ヴィスビー行きの乗り場へ。

鉄道の改札口のようなゲートがあり、ここで事前にダウンロードした乗船券のQRコードをスキャンします。特に手荷物検査等はなく、そのまま待合室に直結。時間に余裕を持って1時間半前に来たのですが拍子抜けしました笑

まだ待合室に人はまばらです。

フェリーの模型も。

乗船

出航時刻の20分前、11:05になると乗船開始のアナウンスが入ったので乗船していきます。

Försalong(フロントラウンジ)の座席はこんな感じ。結構広いので自分の座席を探すのに苦労しました…

ほどなくして出航。ヴィスビーまでは3時間半の船旅になりますが、船内には結構強めのフリーWi-Fiが飛んでおり、海上でも中々快適に過ごせます。

船内にはレストランやちょっとした売店もあります。

甲板にも出てみますが、単純に気温が低いのとかなりの強風も相まってとんでもなく寒い。あまりにも寒いので手も震えます。

鉛色のバルト海を進むこと3時間。大きめの島影が見えてくると、いよいよゴットランド島に到着です。

ヴィスビーの旧市街も目視で確認できるように。オレンジ色の屋根と石造りの教会群が良く目立ち、今からあの街を2日間散策できると思うとワクワクしてきます。

やっぱり船旅を選んでよかったなあと思います。

ほどなくして下船。フェリーターミナルからヴィスビー旧市街までは徒歩15分ほど。海風を浴びながら可愛げのある街並みを散策しながらホテルへ向かいましょう。

そんな訳で今回ご紹介したのはストックホルムからゴットランド島への船旅でした。

訪問記はまた後程。

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