今回はプラハ市内から空港へのアクセスの紹介と、帰国までの様子をつらつら書いていこうと思います。
プラハ市内からバスで空港へ
トラム撮影とプラハ市街地の散歩を終えた後は、駅に預けていた荷物を引っ張り出し、空港行きのバスに乗車します・・・が、乗り場が分からない。

駅のインフォメーションセンターで聞くと、「駅の前にあるバス停から出るよ」とはいうものの、そんなものはどこにも見当たらない。恥を忍んで「見つからないんですけど・・・」ともう一度同じ人に聞くと、「ここじゃなくて、階段を上がった駅舎の前から出るのよ」とのこと。
駅舎脇の通路を歩いていると、どうやらそれらしき階段があったので上がってみると、

プラハ本駅、お前こんな立派な駅舎あったのか!

いつも最初の画像にある駅舎しか利用してなかったから気づかなかった。何はともあれ、無事に乗れそうだ。

空港行きのバスはこれ。Airport Expressの”AE“の文字が取り付けられたバス停から発車する。
チケットは乗車時に運転手から買う方式で、運賃は大人1人100Kč(≒700円)。
プラハ空港
バスに乗ること30分、ターミナル1にある空港バス停に到着。この空港の正式名称は「ヴァーツラフ・ハヴェル・プラハ国際空港」。ヴァーツラフ(ryとは、今のチェコ共和国の初代大統領の名前(チェコスロヴァキア時代の初代大統領はマサリク)。

出発便もターミナル1からなので助かる。

空港の内部。国際空港と名乗っている割にはかなり小規模で小ぢんまりとしている印象。まず迷うことはないと思います。

搭乗するのは19:20発、ターキッシュエアラインズTK1770便・イスタンブール行き。


チェックインを済ませ、ヨーロッパを離れます。
それにしてもこの空港で特に気になるのが、案内サインに使われているこのフォント。別に可読性は問題ないのですが、やたら丸っこくて非常に気になる…
オシャレではあるかもしれない。

デジタルサイネージで分かりやすく利用客を誘導してくれます。最初に言った通り、小ぢんまりとした空港ではありますが、小綺麗で瀟洒な雰囲気。
プラハ/PRG→イスタンブール/IST


ゲートオープン。さらば美しき街プラハ。

プラハからイスタンブールまでは2時間20分ほどのフライト時間。トルコ人は気軽に欧州旅行出来てよいなあと思ったものの、どうやらトルコ国民がビザなしで入れる国は欧州には少ないらしい。悲しいなあ。
参考:https://www.henleyglobal.com/passport-index/ranking(パスポートランキング)

離陸後40分ほどでブダペスト上空。機内食もこの辺で出ましたが、撮り忘れました。
イスタンブール/IST→ドバイ/DXB
23:30(+1)、イスタンブール空港着。次は0:20発なので余裕のない乗り継ぎ。

続いてはTK762便、Boeing-787「ドリームライナー」ドバイ行きに搭乗。

この機材に搭乗して感じたこと、それはモニターがデカくて綺麗だということ。まあ、ドバイまでは4時間かつ深夜便。つまり寝て過ごすわけでこの恩恵に与ることはないんですけど…

シリア、イラク、イランの上空を通りドバイへ向かうという、西側エアラインの旅客機はまず通らないであろうルート取りをするのが面白い。
それでも最近ではイスラエルとイランが一時交戦状態に陥った際に、すべての航空機がイラン国内やその上空を通るフライトが取りやめになったりするなど色々ありました。
イラン、いつか行ってみたいんだけどなあ。

そしてプラハ~イスタンブール便で食べてからまだ3時間ほどしか経っていないにも関わらず、容赦なく出てくる機内食。マカロニのクリーム煮でしょうか。正直限界だったので3分の1ぐらいは残した気がします。
ドバイで暇つぶし

定刻通りドバイに到着したのは良いですが、次のフライトは12時間後。アブダビのジェイク・ザイード・グランド・モスクにでも日帰りで行ってこようかとも思ったのですが、なんとメトロとバスを乗り継いで往復7時間かかることが判明。
12時間あるので理論上は可能ですが、中欧周遊で疲れた体に寝不足が入っているのでもはや限界。またの機会に見送ることにしました。今思えば行けばよかったなあとか思っていますが、あの時の自分は本当にしんどかったんだろう(石油で国家財政に余裕があるんだから、さっさとアブダビ~ドバイ間に高速鉄道を建設してくれ…)。
空港でしばし仮眠を取った後、母親に頼まれていたものを買いに行きがてらメトロでショッピングモールへ。

ターミナル1から2駅、City Centre Deira駅で下車。ドバイモールに行っても良かったですが、行きに行ったので趣向を変えます。


で、目的はこのCarrefour Hypermarket。もはやスーパーマーケットを越えてしまった。
お菓子やデリカから高級化粧品、果ては家具までありとあらゆるものを取り揃えており、ハイパーマーケットというその名前に相応しい品揃えと売場面積だった。


適当にふらついた後、また空港に戻って仮眠していると出発2時間前になったのでそそくさとチェックインカウンターに並びます。
ドバイ/DXB→上海浦東/PVG→中部国際/NGO
ラストはほぼダイジェスト。

帰国にはもうひと乗り継ぎ。中国東方航空MU246便・上海(浦東)行き。

ユーラシア大陸を突っ切り極東へ帰ります。所要時間は8時間55分。相変わらず長距離便のフライトモニターを見ると気が遠くなる。


2食出た機内食はこんな感じ。麺に米にと、もうアジア圏なんだなあとしみじみ実感。
それにしても、やはり今回名古屋ドバイを4万円で往復できたのは大きかった。中国資本に抵抗感のある人にはお勧めできませんが、中国東方航空は中々良かったですよ(もちろん値段に対してという意味なので、他のエアラインの方が圧倒的に良いのは否定しない)。

9月24日9:25(+4)、上海浦東国際空港に到着。あとは2時間の乗り継ぎで日本に戻るだけです。

11:35発、MU8637便・名古屋(セントレア)行き。これで旅はおしまいです。

特筆することもなく、2時間半ほどで名古屋に到着。
後は大阪まで新幹線で戻ります。

京都駅到着前、京都盆地が見えてくると「帰ってきてしまったなあ」としみじみするのが私の旅のお決まりなのでした。
以上、もう旅行からほぼ1年が経過しようとしている訳ですが、ようやく2024年のポーランド・チェコ編を完結させることができました。
今年はリアルで色々ありすぎてなかなか更新できませんでしたが、これからも更新を続けていきます。
それでは。
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